装飾バナー

代入文と演算子(ProVersionのみ)


    代入文はあらゆるモーション計算スクリプトの基礎となる部分であり、変数に値または式を代入して、指定プロパティのキーフレームを作成します。代入文は、加算用のプラス記号(+)や乗算用のアスタリスク(*)など、標準的な算術演算子を使って作成します。モーション計算で使用できる演算子の一覧については、算術演算子(ProVersionのみ)を参照してください。

    モーション計算では3種類の代入文を使います。変数に特定値を代入するもの、変数に式を代入するもの、およびキーフレームを作成または編集するものです。以下に、最も基本的な代入文の例を示します。これは、右辺の指定値を左辺の変数に代入するものです。

    length = 2.1;

    モーション計算の各代入文の最後には、必ずセミコロンを付けます。セミコロンは、代入が終了したことを表します。

    2番目のタイプの代入は、変数に式を代入するものです。次に例を示します。

    L1 = length * 10;

    3番目のタイプは、左辺にvalue関数またはeffect_value関数を置いて、キーフレームを作成する代入文です。次の例では、value関数で、変数angleの現在値からlayer1に回転キーフレームを作成しています。

    value (layer1, rotation) = angle;

    value関数については、レイヤープロパティ関数(ProVersionのみ)を参照してください。